ワガママNo.3422: 食い違いが起きたら。(2)

2022-09-01

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photo: pixabay

おかげさまで無事、このブログの運営法人が
11期目に入りました。これを機に事業内容を
わかりやすく情報整理しようと考えています。
やはり内部の思考だけだと独りよがりになっ
てしまうので、識者のご支援を賜りながら。

さて昨日からヒプノセラピー(催眠療法)のメ
ソッドを活用しながら「食い違いが起きたと
きの対処」について考えています。

前回はまず過去の行き違い事例を心の中で振
り返るところからスタートしていただきまし
たが、いかがだったでしょうか。

今日からそれらをいくつかのカテゴリーに分
類して、対処方法を考えて行きましょう。

まず最初は「目的が違っていたケース」。

これ、始めからわかりそうで意外とわからな
いことがあります。

例えば3人で山登りをしたとします。

1人目の人は運動不足を解消したかった。

2人目は、難易度の高い危険なルートにチャ
レンジしたかった。

3人目は、頂上からの景色を撮影した写真が
欲しかった。

つまりこの3人にとって登山とは目的ではな
く手段であり、3人目の人に至っては誰かに
写真を撮ってもらえば自分が登らなくてもよ
かったかもという話。

これは行き違いが起きますよね。

それでは楽な姿勢をとって軽く目を閉じて、
ゆっくり呼吸しながらあらためて、あなたの
心の中にある過去の記憶や経験と向き合って
みます。

過去、あなたが目的だと思っていたことが実
は手段のひとつであり、その根底に別の目的
が存在していたこと、なかったでしょうか。

その「本当の目的」は周囲の人と同じだった
でしょうか。それとも異なっていたでしょう
か。

その「目的の相違」が行き違いを生んでいた
としたらいかがでしょうか。

次回同じことが起きるのを防ぐために、でき
る対処があるとすれはどんなことでしょう。

事前によく話し合う。

計画を立てて成文化し、共有する。

過去の事例をチェックする。

もっと他の手法もあるかもしれません。心の
赴くままにゆったりと「本来の目的を確認す
る方法」をイメージしてみてくださいね。

明日は別のケースを取り上げていきます。

今日も豊かな一日を過ごしましょう。

 

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