ワガママNo.3424: 食い違いが起きたら。(4)
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photo: pixabay
今日明日とべったりオンラインでお勉強です。
いちいち食事に出るのも面倒なので、珍しく
外食ではなく食材買い込みで過ごす2日間。
もちろん上がったら飲みに行きますけどね。
さて先日からヒプノセラピー(催眠療法)のメ
ソッドを活用しながら「食い違いが起きたと
きの対処」について考えています。
まず過去の行き違い事例を心の中で振り返り、
これまでに「目的が違っていたケース」「手
段が違っていたケース」を挙げて改善のヒン
トを探っていただきましたが、いかがだった
でしょうか。
今日はもうひとつ、観点を加えていきます。
それは「タイミングが違っていたケース」。
ある小学校教諭の方、高学年の担任から低学
年に異動になったそうですが、こんな風にぼ
やいていました。
グループで工作をする時間。高学年のクラス
では文具が足りなくなった場合、すでにその
工程が終わった隣のグループを先の工程に進
ませてそこから借りて融通していた。
なのに低学年ではそれをしてはならず終わっ
たグループは手を置いて待っていなければな
ららない。それがちょっとストレス。
この話を初めて聞いた方は「なんてムダな」
と感じるかもしれません。
しかし低学年の子供さんは一歩一歩ステップ
を追いながら学習するので、進度の違いを織
り込んだ指導はかえって難しいんだそうです。
それでは、そんなエピソードも心の片隅に置
きながら楽な姿勢をとって軽く目を閉じ、過
去の記憶や経験と向き合ってみます。
いま挙げた小学校での指導の事例のように、
進度の違いが影響を及ぼすこと、これまでに
実社会でもなかったでしょうか。
完成した成果物にムラ、つまり違いが生じる。
よく確認せずに先の作業に進んでしまい、手
戻りが生じる。
ゴールがまちまちで結局時間のムダになり、
管理者の思惑と外れてしまう。
もっと他の事例もあったかもしれません。
それではこうした「タイミングの不整合」を
なくすにはどうすればよいと感じますか。
先に終わったチームを、まだ終わっていない
チームのサポートに投入する。
先に終わったチームが次の工程に進む前に、
作業内容を確認するステップを入れる。
クオリティやスケジュールをみながら行き違
いをなくすメンバーを任命する。
こちらもさまざまなアイディアがあると思い
ます。
行き違い防止に重点を置くことは効率性の面
でも、ストレス軽減の面でもとても有効です。
この機会にそうした観点からどんな気遣いが
できるか、心の中で整理してみてくださいね。
今日も豊かな一日を過ごしましょう。
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