ワガママNo.1496: ヒプノシス(催眠状態)の実感がない。(１)
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新しいご縁をいただき今日からあるプロジェクトに
参画することになりました。持ち合わせのあらゆる
スキルを動員して進めますが、特にヒアリング力や
調整力、そして組織のマインドを整える力の出番が
多いと予想しています。スタートアップが一番大切。
全力かつ、自然体で。
さてここではヒプノセラピー(催眠療法)のメソッド
を主軸に日々、自分の心身を自分自身の力で整える
方法を一緒に考えています。
日々イメージワークで潜在意識との対話を楽しんで
おいでの方、毎日ではないけれど時折やってるよと
いう方、まだ始めて間もないという方、さまざまな
カタチがあろうかと思います。
ヒプノセラピーの実践を始めてしばらくの間は自分
がヒプノシス(催眠状態)に入れた実感がないことで
うまくできていないのではないかという疑念が生じ
たり、継続のモティベーションが持てなかったりと
いうことが起きがちです。
今日からしばらくの間、こうしたヒプノシスの実感
について一緒に考えて行きましょう。
ここで何度かお話ししていますがヒプノシスという
意識状態は特に訓練しなくても、日常生活で自然に
訪れているもの。うたた寝や白昼夢もそうですし、
何かに没頭して時間を忘れている状態もそうです。
その意識状態に「必要な時に自在に入る」ためには
ちょっとトレーニングが必要ですけどね。
いま挙げた例をイメージしていただければ分かると
思いますがヒプノシスには「いま入ったぞ」という
実感がありません。
うたた寝や白昼夢から覚めて、ああ今ぼーっとして
たなとか、ゲームが終わってから今没頭してたなと
振り返ることはできますが、通常「知らないうちに
入ってしまうもの」ですから。
どうやら「ヒプノシスに入った途端に劇的に五感が
変容する」とか「時間空間を瞬間的に超越できる」
といったドラマティックな変化が体感できるのでは
ないかという過度な期待を抱いていると、こうした
疑念が起きやすいようです。
ヒプノセラピー、つまりヒプノシスを用いた心身の
整えは古来から誰もが自然にやっていたこと。効果
は絶大ですが普段はゆるやかな気づきとしてもたら
され、アクション映画のような劇的な変化は要所で
起きると認識しておくぐらいがよいかもしれません。
今日のイメージワーク、よかったら就寝時にやって
みてください。
今日一日を振り返って、知らないうちにリラックス
していたり何かに没頭していた、そんな経験を振り
返ってみてください。
その際「その意識状態に入れた」という実感はあっ
たでしょうか。それともいま振り返ったから気づい
たのでしょうか。その時の自分はどんな気持ちでい
ましたか。
思いつくままいくつでも結構です。ただ静かにその
シーンを観察してみてください。「なるほど確かに、
入った瞬間」は分からなかったよな、ということが
お分かりいただけること思います。
その感覚を確認することができたらそのまま自然に
眠りに落ちていただいて結構ですよ。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。
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(６月の予定は追ってお知らせします)
