ワガママNo.1434: 保身に走る人がいて。(４)
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あるイベント関係者の方からサポート要請をいただ
きました。喜んでお手伝いしますと言いたい気持ち
をぐっと抑えて、まずは「来場者の方たちにお伝え
したいことは何ですか。その思いが事前に伝わって
いますか」と質問を投げかけたところ。身内の集ま
りなら気にしなくていいのかもしれませんが大きな
会場を借り、まとまった入場料をいただいて一般の
お客様を迎えるようですので。
さて先日から、職場や組織の中で「保身」に走る人
への対処方法を、ヒプノセラピーのメソッドを活用
して考えています。
これまでイメージワークの中でその人になりきって
保身に走る原因となっている心情を探り、いくつか
の視点から解決のアイディアを探ってみましたが、
いかがだったでしょうか。
今日はもうひとつ、ちょっと厳しい視点でも状況を
見つめてみましょう。
それは「その場にあなたがいるのが最善か」という
問いかけです。言い方を変えると「立ち去る」選択
肢もあるのではないかという話。
本当は保身に走っている人に寄り添い、心をほどく
お手伝いをさせていただくのが理想なのかもしれま
せん。あるいは組織のあり方を変えて、少し距離を
置いてやっていくというのも理想形かもしれません。
ただ現実にはそうした手が打てないことも多い。保
身に走る人があまりに多かったり、組織が硬直して
いたり、取りまとめ役の理解が十分でなかったり。
今日のイメージワーク、軽くリラックスしながら今
あなたが置かれている現実を少し客観的に見つめて、
どんな立ち振る舞いがよいか、潜在意識の声に耳を
傾けてみませんか。
何とかこの場をよい方向に持っていきましょうか。
あなたはあなたの道を行き、その方が自然に気づく
のを待つのがよいでしょうか。
今はただ何もせず動きを見守るのも一法かもしれま
せんね。
場合によっては複雑な心情がいくつも浮かんでくる
かもしれません。いずれも真実ですから抑えこまず
そのまま感じ取ってみてください。もしその中から
「これが一番腑に落ちる道」と感じるものがあれば
少し掘り下げてみるとよいと思いますよ。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。
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