ワガママNo.3047: ギバーか、テイカーか。(２)
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急なご要請をいただいて訪問カウンセリング
に行ってまいりました。初回だしできること
に限りはあったけれど、それでもやらないよ
りはずっとまし。
さて昨日からヒプノセラピー(催眠療法)のメ
ソッドを活用して、アダム・グラントという
米国の心理学者が提唱するギバー、テイカー、
そしてマッチャーという３つのカテゴリに分
けて人間関係を整理する方法を試していただ
いています。
前回はまず、あなた自身がどのカテゴリに当
たるのか、あるいは時と場所によって使い分
けているのか心の中で探っていただきました
がいかがだったでしょうか。
ひょっとしたら自分自身の意外な側面が見え
たかもしれませんね。
それでは今日から視点を変えて、あなたの周
囲の人たちを見ていきましょう。
今日は３つのカテゴリーのうち「テイカー」、
つまり「人から与えられる人」について。
ゆったりとした姿勢で軽く目を閉じ、あなた
の周囲の存在ひとりひとりに意識を向けてい
きます。
あなたの周囲には、どんな「テイカー」がい
るでしょう。
その方はなぜ「テイカー」という選択をして
いるのでしょう。
実際に何かの支援が必要だから。
周りから何かを受け取るのが好きだから。
出し惜しみをしたいから。
もっと他のケースもあるかもしれません。
あなたはその「テイカー」とどのような関係
でいるのがよいでしょう。
今は必要なものを与えながら様子をみる。
距離を置いてみる。
テイカーから与えられた分だけを返す、いわ
ゆるマッチャーの立場になってみる。
もっと他の関係もあるかもしれません。
まずはあなたの心がどうしたいか内なる声に
しっかり耳を傾けてから、今のあなたの立場
でできる行動を取ってみてくださいね。
明日は別のカテゴリーを見ていきます。
今日も豊かな一日を過ごしましょう。
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(９月の予定は追ってお知らせします)
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