ワガママNo.2756: もの忘れをなくしたい。(1)
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今春知り合った油彩画の作家さんがグループ
展をするとのことで、お伺いしてまいりまし
た。お互いプロとして支え合いながら研鑽を
積んでいる姿が本当に素晴らしい。こういう
方たちだから活動が続くんだろうなー。
さて最近もの忘れがひどくなったとか、うっ
かり約束をスルーしたり、興味のあるものを
見逃したり聞き逃したりという話、ときどき
耳にしますよね。
あまり深刻な場合は医師のアドバイスを受け
るのがよいと思いますが、ちょっとした工夫
で多くは予防できるもの。
今日からしばらくヒプノセラピー(催眠療法)
のメソッドを活用しながら「もの忘れをなく
す方法」について考えていきましょう。
まず始めに少しお伝えしたいことがあります。
それは「もの忘れ」と言われているものの多
くが、本当の忘却ではないということ。
誰かに指摘されても「そんな記憶がない」と
いうのが本当の忘却。
言われたときに「あっ」と思いだせるものは
忘却ではなく、取り出しにくい領域にその記
憶が移っていたというだけの話です。
この違い、お分かりになるでしょうか。
試しに軽く目を閉じて、昨日のランチを心の
中で思い起こしてみてください。
いつ、どこで、何を食べましたか。
これはたいてい思い出せますよね。
ではその前、おとといはいかがでしょう。
その前、その前とさかのぼっていくと、だん
だん記憶があやふやになっていくのがわかる
と思います。
では、質問を変えます。
今まで食べた中で、いちばん印象に残ってい
るランチはどんなものでしょう。
小学校の遠足。
中学、高校の部活動帰りの外食。
初任給で親にごちそうしたとき。
もっと他にもあるかもしれませんね。
それはいつ、どこでのできごとでしたか。
誰と、何を食べたか思い出せますか。
ずいぶん昔の記憶なのにクリアによみがえっ
てくるのが感じられるかもれません。
時系列でさかのぼるのはせいぜい数日が限界
なのに、なぜこうした記憶は残っているので
しょう。
そしてなぜ、しっかり思い出すことができる
のでしょう。
もの忘れを防ぐコツ、このあたりをヒントに
明日も引き続き考えていきます。
今日も豊かな一日を過ごしましょう。
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