ワガママNo.1805: 誰かを責めたくなったら。(５)
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連絡手段のジェネレーションギャップに向き合っ
ています。何度注意しても営業電話で突撃してく
る方。メールやショートメッセージを何度投げて
も返してこない方。やっている活動は歓迎できる
ものなのでうまく折り合いをつけたいと思いつつ。
さて先日から「誰かを責めたくなったとき」の対
処についてヒプノセラピー(催眠療法)のメソッド
を活用しながら考えてきました。
誰かを責める感情が起きたいきさつを外面的なも
の、内面的なものに分けて振り返りつつ、その根
底にある本質的な原因を見つめてきましたがいか
がだったでしょうか。
今日は締めくくりにちょっと視点を変えて「責め
の感情の根底に潜む期待」を心の中に探ってみま
せんか。
例えば、成績の悪いお子さんを親御さんが叱ると
き、その根底には「もっと勉強のできる子であっ
てほしい」という期待が隠れています。
いわゆるクレーマーと言われる顧客の根底には、
もっと自分の話に耳を傾けてほしいという期待が
潜んでいます。
もちろん受け入れられるものとそうでないものが
あることでしょう。でもこうした期待をイメージ
しておくことでずいぶん、お互いの気持ちが楽に
なることもあるのではないでしょうか。
今日はゆったりとリラックスして、今あなたが責
めの感情を持ってしまった相手に、いったい何を
期待していたのか見つめてみませんか。
もっと成果を挙げてほしいのでしょうか。
もっと自分との時間を持ってほしいのでしょうか。
あるいは相手の抱える問題に気づいてほしかった
り、自分をサポートしてほしかったりするかもし
れません。
あるいは何か別の問題を投射していたことに気づ
くかもしれません。
ネガティブな感情の根底にあるポジティブな欲求
に気づける大切なワークですのでぜひ心行くまで、
心の中で自分自身と対話してみてくださいね。
今日も豊かな一日を過ごしましょう。
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