ワガママNo.1552: ＡＩって脅威なのかな。(２)
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東北某所から戻ってきた翌日、今度は現地から来客。
たまたまサロンから徒歩圏のお店で懇親会が開かれ
たので顔を出してまいりました。テラス越しに混雑
する駅のホームを眺めながら楽しむサングリアの味、
なかなかです。
さて昨日から、来たるＡＩの時代が私たちにとって
脅威になるかどうかをテーマに、うまくつきあって
いく方法をヒプノセラピー(催眠療法)のメソッドを
活用しながら考えています。
昨日は世の中に氾濫する情報の中で自分が脅威だと
感じるものをイメージーワークの中で整理していた
だきました。
今日から少しずつ具体的な情報分析に入って行きま
しょう。
今回のＡＩブームの特徴のひとつが「ディープラー
ニング」、つまり機械学習に世の中の関心が集中し
ているということです。
これ、あたかもＡＩが自力でノウハウを習得してい
くようにとらえられがちですが、それは正しくあり
ません。
チェスや囲碁、将棋などでコンピュータがプロのプ
レイヤーに勝ったというニュースが次々と報道され
ていますが、試合に勝つためのロジックはすべてプ
ロのプレイヤーがゲームの進め方を覚えさせたもの。
自分で考えたのではなく「数学的に考えられるあら
ゆる手の打ち方」と「プロの過去の戦歴」を蓄積し
て、利用頻度が高かったり勝てる頻度の高いものを
呼び出しているだけなんですね。
つまり勝つためのコツは人間が教え込まなければな
らない。
ゲームが複雑になればなるほどこうしたコツは増え
ますから、むしろ「生身の人間の先生は」これから
たくさん必要になっていく。
少し専門的な言い方をするとパラメータが増えれば
増えるほどロジックは指数関数的に増える。それを
作るのは人間の仕事だというわけです。
今日のイメージワーク、あなたにしかないノウハウ
にどんなものがあるか、心の中をサーチしてみませ
んか。
お仕事のノウハウだけでなく通勤電車で楽に通える
方法や趣味の知見、あるいはゴミ捨てや日曜大工の
コツなんかでも構いません。
誰でも「これだけは私が教えないと」とか「ここは
門外不出だな」という得意技をひとつやふたつ持っ
ているもの。それらはこれからの社会でかけがえの
ないものになって行くかもしれませんよ。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。
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