ワガママNo.1503: してはいけないことを、ついやってしまう。(3)

2017-05-31

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ここのところ運動不足気味なのに、やたらとお腹が
すきます。おそらく新しいプロジェクトに参画して
アタマをフル回転させているからかと。そういえば
同時通訳のお仕事なんかもやたら脳が糖分を欲しが
ると聞いたことがあるな。

さて先日から「してはいけないことを、ついやって
しまう」現象についてヒプノセラピー(催眠療法)の
メソッドを活用しながら考えています。

これまでに最近のそうした「気をつけていたのに、
やらかしてしまった」経験をいくつかピックアップ
してそのシーンや心情、そして自分にどう言い聞か
せていたかを心の中で振り返っていただきましたが、
いかがだったでしょうか。

おそらくそこには、ひとつの共通点があったのでは
ないでしょうか。

それは「否定形の暗示」です。

人間の思考は「失敗しない」とか「上がらない」と
かいった否定形の言い聞かせが通じない構造になっ
ているのです。

そう、「これ、誰にも言わないでね」と言われると
つい誰かに言いたくなってしまうように。

自分が自分に言い聞かせるときも同じ。これら否定
形の言い聞かせは逆に「プレッシャーをもった刷り
込み」になってしまうのです。

「上がらない」という暗示で「上がってしまう」。

「失敗しない」という暗示で「失敗してしまう」。

「怒らない」という暗示で「怒ってしまう」。

ではどうすればよいか。

今日のイメージワーク、軽く目を閉じてリラックス
しながらパラフレーズ、つまり「否定形のフレーズ
を肯定系のフレーズに言い換える」ことを心の中で
してみませんか。

「上がらない」ではなく「落ち着いていられる」。

「失敗しない」ではなく「うまく行く」。

「怒らない」ではなく「いつも笑顔で」。

もっと他のシーンで別のパラフレーズができるかも
しれませんし、そもそも答がひとつとも限りません。

心の中で一番しっくりきて心地よい言葉、上手に感
じて受け取ってみてくださいね。

ワークが終わったらその言葉、どこかにメモしてお
きましょう。

今日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

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